Munu


データ仕様の現状と課題
スマートシティの標準規定(案)
データモデルのユースケース
ツール


Column
Link
用語集

Coppell

Technologies

Fiwareで都市OSを動かしてみよう


 岸田総理のデジタル田園都市国家構想だけではなく、日本でもスマートシティの活動は近年大きな盛り上がりを呈しています。そこで、小管理人としても「FIWARE STEP-BY-STEP for NGSI-V2」というチュートリアルを読みながら勉強を始めましたが、これがなかなか難しい。まず、機械翻訳の様で日本語が分かりにくい。次に日本語や日本特有の事項(住所の表現方法など)についての記載がない。そして最大の問題は、20年以上まともにコーディングしていない小管理人の技術力の低さが致命的でした。そこで、実際に自宅のPCに都市OS(正確に言うと、都市OSのデータ仲介機能)をインストールして動かしながら、このチュートリアルを読み解きました。
 また、スマートシティの観点から技術情報を集めたWebサイトも見つからず、このWebサイトを立ち上げて、情報を集積したいと考えています。
 この章では、前記チュートリアルを読み解く過程のメモをまとめると共に、なるべく分かりやすく、誰でも再現できるように気をつけて書いてみました。
 自宅のPC以外に特別なものは不要な日本人向けのチュートリアルになったのではと考えています。ご活用頂ければ幸甚です。

■Fiwareを使って都市OSを動かしてみよう
 1. はじめに
  1.1 FiwareとEntity
  1.2.本書の構成
 2. PCへのインストール
  2.1.実行環境の全体像
  2.2.環境要件の確認
  2.3.WSLのインストール
  2.4.Dockerのインストール
  2.5.Mongo-DBとFiware/Orionの起動
  2.6.cUrl for Windowsのインストール
  2.7.Entityを生成してみよう
  2.8.Entityデータの読み出し
 3.Entityの作成
  3.1.標準形式のEntityの作成
  3.2. 独自形式のEntity作成
 4. json形式
  4.1 jsonの基本)
  4.2 Smart Data Modelsの制約
  4.3 KeyValue形式
 5. NGSI v2のAPI
  5.1.エンドポイントとhttp動詞
  5.2 http
  5.3 Orionのオプション
  5.4 URLエンコード
  5.5 curlのオプション
  5.6 検索処理
   5.6.1 Entity指定
   5.6.2 Attribute全体指定
   5.6.3 Attribute指定
   5.6.4 type指定のフィルタリング
   5.6.5 AttributeのValue指定のフィルタリング
   5.6.6 Metadataを指定したフィルタリング
   5.6.7 KeyValue形式での応答
   5.6.8 Valueだけの応答
   5.6.9 特定Attributeのフィルタリング
   5.6.10 座標によるフィルタリング
  5.7 .更新処理と格納処理
   5.7.1 Entityの格納
   5.7.2 Attrrinuteの追加・更新
   5.7.3 バッチ処理
  5.8Entityの削除
   5.8.1Entityを1件削除
   5.8.2.Attributeの削除
   5.8.3 複数のEntityの削除
   5.8.4 複数のAttributeの削除
 6. データモデルの標準化活動
 7. ブローカーとしてのfiware/orion
  7.1 ブローカーの機能概観
  7.2 ユースケース
   7.2.1.Entityの構造
   7.2.2Entityのjsonデータの準備
   7.2.3 コンテキストの格納
  7.3 Consumerプログラムの作成
   7.3.1 Pythonのインストール
   7.3.2 Subscription用Consumerの起動
   7.3.3 ネットワーク設定の追加
  7.4 subscriptionの動作確認
   7.4.1 Subscriptionの設定
   7.4.2 Subscriptionの動作
  7.5.Subscriptionの種類 (執筆中)
  7.6.Registrationの動作確認