3.2.3 障害・通報 |
データモデル名: Complaint |
想定表示名: 団体、または法人 | 対象ドメイン:公共施設管理 | |||||||
IRI: https://pfikyokai.or.jp/Complaint | |||||||||
継承元、参照規約: Smart Data Models/Complaint | |||||||||
補足: 継承しているデータモデルはコールセンタを運営するデータモデ群のひとつです。本WGでは、FMシステムは別に存在し、保存するデータだけを都市OSにコピーする事を想定しているため、必要なデータ項目が異なる可能性があります。例えば、個人情報が除かれるなどです。 | |||||||||
項目名 Attribute name |
既存DM | PFM | 事務局案 | 説明 | |||||
SDM | HR | IR | データ型 | 回数 | |||||
id | 必 | 〇 | 〇 | Text | 1::1 | NGSI-LDの仕様に合わせ、次の形式とする。"urn:ngsi-ld:Complaint"<.一意となる番号>。一意となる番号はFMシステムから導出されると推定されますが、事業者が交代しても一意となる様な工夫が必要です。 | |||
type | 必 | Text | 1::1 | 必ず"Complaint"の文字列でなくてはならない | |||||
address | 〇 | PostalAddress | 削 | 住所。SDMに定義はありますが、利用目的は不明です。Exampldeにも掲載はありません。Sub-attributeは省略しました | |||||
alternateName | 〇 | Text | 削 | 通称。SDMに定義はありますが、利用目的は不明です。Exampldeにも掲載はありません | |||||
areaServed | 〇 | Text | 削 | サービスを提供している地域。SDMに定義はありますが、利用目的は不明です。Exampldeにも掲載はありません | |||||
category | 必 | Text (Array) | 1::n | 通知された苦情(要望)の種類の列。例えば、低水圧、高水圧、歩道の修理、漏水など。列に格納できる値の数は施設管理事業者による。phenomenonと情報が重複している可能性があり、事業者に確認が必要です。 | |||||
dataProvider | 〇 | Text | 0::1 | データのプロバイダのid。このWGが想定するシステムでは関係しないと考えます | |||||
description | 〇 | Text | 0::1 | 説明を記載 | |||||
isFiledTo | 〇 | Text | 0::1 | 苦情を申し立てた先。運用には検討が必要だが、例えば自治体の所管課 | |||||
isMadeBy | 〇 | 必 | 必 | Text | 0::1 | この苦情を申し立てたユーザーの ID。個人情報にならない様に留意が必要。例えば、定期検査による検出はこの項目を記入するが、個人や利用者団体は記入しないなど。 | |||
isPartOf | 〇 | Array | 0::1 | ひとつの不具合が複数の苦情から構成される場合などにこの項目で相互参照したり階層化したりします。 | |||||
location | 必 | Text | 0::1 | 障害ヵ所を座標で示します。例えば、道路の陥没、河川の汚染、街角の異臭などを想定しています。今回のユースレースとは合わないと考えます | |||||
name | 〇 | Text | 0::1 | 通報の名称。SDMに定義はありますが、利用目的は不明です。Exampldeにも掲載はありません | |||||
owner | 〇 | Text | 削 | 所有者。SDMに定義はありますが、利用目的は不明です。Exampldeにも掲載はありません | |||||
seeAlso | 〇 | Text (Array) | 0::n | 追加情報のurlの列です | |||||
source | 〇 | Text | 0::1 | この情報の提供元に関するurl等を格納します。。 | |||||
status | 〇 | Text | 0::1 | 活動状況を記載。例えば、"申告"、"調査中"、"補修中"、"完了"など。列挙型項目とすべきか事業者の確認が必要。 | |||||
timestamp | 必 | DateTime | 1::1 | 苦情が寄せられたタイムスタンプです。 | |||||
dateReported | 必 | 必 | DateTime | 1::1 | 報告日です。 | ||||
refFacility | 必 | 必 | Relationship | 1::1 | 施設データのidを格納します。施設データ内に施設NO、施設名、施設住所が予め格納されています。 | ||||
refResponsibleDepartment | 必 | 必 | Relationship | 1::1 | 所管課データのidを格納します。所管課データ内に施設を所管する部門名が予め格納されています。 | ||||
zones | 必 | 必 | StructuredValue | 1::1 | 不具合発生の場所を格納します。列挙型項目の列と自由記述文字列の組み合わせで格納します。列挙メンバは施設のZonesから選択した文字列です。などと記載する。不具合発生場所の粒度や階層は施設管理事業者による異なる可能性があるため、Arrayによる格納と考えました。 | ||||
abstracts | 必 | 必 | Text (Array) | 1::n | 列挙メンバは施設のZonesから選択した文字列です。例えば、["校舎","2F","1年A組"] | ||||
remarks | 〇 | 〇 | Text | 0::1 | 前項の補足です。例えば、"天井"など。 | ||||
parts | 必 | 必 | StructuredValue | 1::1 | 不具合を発生した箇所や設備を列で格納します。不具合発生箇所や設備の粒度や階層は施設管理事業者による異なる可能性があるため、Arrayによる格納と考えました。 | ||||
abstracts | 必 | 必 | Text (Array) | 1::n | 列挙メンバは後述します。列の各項目は広い範囲から狭い範囲に順番に記述します。例えは、["階段"]、["照明器具"}、["引き戸/スライド扉"]などと記載します。 | ||||
remarks | 〇 | 〇 | Text | 0::1 | 前項の補足です。例えば"基礎部分"、"蛍光管"などと記載します。 | ||||
phenomenon | 必 | 必 | StructuredValue | 1::1 | 不具合現象です。 | ||||
abstracts | 必 | 必 | Text (Array) | 1::n | 列挙型メンバは後述します。["破損"]、["汚損"]など。 | ||||
remarks | 〇 | 〇 | Text | 0::1 | 前項の補足です。例えば、"コンクリートの割れ"など。 | ||||
cause | 必 | 必 | Text | 1::1 | 原因を文章で記入 | ||||
sevirity | 必 | 必 | Text | 1::1 | 不具合の影響度を示す列挙型項目です。列挙型メンバは"放置すると機能不全"、"機能不全(要修理)"など | ||||
repairPlan | 必 | 必 | Text | 1::1 | 処置の計画です。"部品交換"などと記載します。 | ||||
remarks | 〇 | 〇 | Text | 0::1 | 補足事項です。 | ||||
dateCreated | 〇 | DateTime | 1::1 | NGSI V2のBuiltin Attributes | |||||
dateModified | 〇 | DateTime | 1::1 | NGSI V2のBuiltin Attributes | |||||
例
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3.2 4 レポート |
データモデル名: Report | 想定表示名: レポート | 対象ドメイン:公共施設管理 | ||||||
IRI: https://pfikyokai.or.jp/Report | ||||||||
継承元、参照規約: なし | ||||||||
補足: 受託事業者からのレポートに記載された情報を登録するデータモデルは見つかっていません。そこで、実際に事業者が使っているレポートから項目を拾いました。 | ||||||||
項目名 Attribute name |
PFM | 事務局案 | 説明 | |||||
HR | IR | データ型 | 回数 | |||||
id | 〇 | 〇 | Text | 1::1 | NGSI-LDの仕様に合わせ、次の形式とする。"urn:ngsi-ld:Report"<.一意となる番号>。一意となる番号はFMシステムから導出されると推定されますが、事業者が交代しても一意となる様な工夫が必要です。 | |||
type | Text | 1::1 | 必ず"Report"の文字列でなくてはならない | |||||
timestamp | DateTime | 1::1 | 処置のタイムスタンプです。 | |||||
refComplaint | 必 | 必 | Relationship | 1::1 | 施設データのidを格納します。施設データ内に施設NO、施設名、施設住所が予め格納されています。 | |||
refOrganizationReported | Relationship | 1::1 | 受託事業者情報か担当事業所情報のどちらかのidが入る。 | |||||
operations | 必 | 必 | StructuredValue | 1::1 | 処置内容格納します。列挙型項目の列と自由記述文字列の組み合わせで格納します。列挙メンバは別途検討します。 | |||
abstracts | 〇 | 〇 | Text (Array) | 0::n | 列挙メンバは施設のZonesから選択した文字列です。例えば、["校舎","2F","1年A組"] | |||
remarks | 〇 | 〇 | Text | 0::1 | 前項の補足です。例えば、"天井"など。 | |||
document | 必 | 必 | StructuredValue | 1::1 | 電子帳票として自治体に提出した帳票の情報。必須として良いかどうかは事業者に確認が必要。 | |||
title | 必 | 必 | Text | 1::1 | 報告書のタイトル。例え゛ば"点検報告書"など | |||
fileName | 必 | 必 | Text | 1::1 | 電子化したドキュメントのファイル名 | |||
filePath | 必 | 必 | Text | 1::1 | 電子化したドキュメントの格納フォルダのパス | |||
dateReported | 必 | 必 | DateTime | 1::1 | 電子化したドキュメントの格納フォルダのパス | |||
remarks | 〇 | 〇 | Text | 0::1 | 補足事項です。 | |||
dateCreated | DateTime | 1::1 | NGSI V2のBuiltin Attributes | |||||
dateModified | DateTime | 1::1 | NGSI V2のBuiltin Attributes | |||||
例
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